46歳からコーストFIREを目指すブログ

コーストFIREを目指ながら実現したり、考えたりしたことなどを綴りつつ「ゆかいに」はたらくことを模索していくブログ

転職活動:46歳が本当に転職してしまったよ

転職にトライするとうエントリを記載していたが、結論から言うと46歳にして転職することになった。

kajino443.hatenablog.com

前職を思い切って辞めて、自分のやりたいこと・やってみたかったことを追求して入社した現職だが、仕事をする環境がどうしても合わなかった。これまでで最短期間での離職である。

やりたいこと・やってみたかったことを追求するのは危険だとわかっていたけど、人生で一度はやってみたかった事だから悔いはない。仕事内容も面白かったと思う。ただ自分は仕事をする環境が整っていないと強いストレスを受けると実感した。

なのでまあ、環境が今の職場よりだいぶ整っていて、得意なことをやれる環境を選んだ。仕事の面白みは下がるかもしれないけど、それは仕方ない。

 

今回のことで痛感したのは、会社の規模が小さいということは、仕事の裁量が得られて楽しい要素よりも、余裕のない大変さの方が大きくなること。Kajinoの仕事内容は会社の職種や規模に左右されにくいので、余裕のなさは仕事の大変さ(単純な物量)に直結する。

仕事の物量が多くなると、時間外や土日祝日の時間を使うことを会社が要求してくることになる。土日祝日を念のために空けといてとか、正月出るかもしれないとか、直前まで未確定だが休日を空けといてくれのようなことが珍しくない。もちろん大きな会社でも起こりうることであるが、そこに労力を費やしたあとのケアがある。小さな会社にケアはない。

また、会社に余裕がないと「安ければなんでもいい」「早く調達できれば手段は問わない」となりがちで、なにか器具が足りないみたいなことになると、会社の帰りに家電量販店で買ってきてくれみたいなことが普通にある。個人の時間を使って、かつ数万円単位の建て替え払いをする。こういった細かいことも地味にストレスになる。

悪いことばかり書いてしまったが、小さな会社でも知名度は全国的で、世の中に広く使われるサービスに携われたのは良かった。あれをやったと人に言える仕事をするのは夢だったし、それは達成できた。

とはいえ、もう十分。毎日ゆかいに働くことが重要。

ちなみに、条件も含めてそんなに悪くない転職できたと自分では思う。エージェント曰く、3社同時に内定いただけたのは特に驚かないということである、その要因として言われたのは。

  • 転職コンセプトがしっかりしていた(環境にこだわる、給与は下げてOK)
  • 氷河期世代でずっと正社員総合職で、それなりの仕事をしてきた人材の不足
  • 企業業績の回復
  • IT人材不足
  • いちおう、まだ40代

ひとことでいうと運が良かった。氷河期世代だったことが、今は転職にプラスに働くというのは皮肉なことかもしれない。

社債投資の魅力:安定な収入確保

社債を買うのが好きである。

  • 株と違って元本保証(会社が破綻しなければ)されている
  • 約束されたリターンが得られる。
  • 最近だと少しずつ金利も上昇している
  • なんといっても好きな会社の社債を買うことで応援している気分になれる
  • 社債を買うとタオルとかクオコードとか旅行券をもらえたりすることもある。

投資効率は確かにあまりよくないと思うが、市況に一喜一憂しなくて良いし、頻繁な売買も不要だし、自分の投資感に合っている金融商品と感じている。日々の生活のちょっとしたアップグレードに社債の利金を使わせて頂くのが気分的によい。

 

 

上記はKajinoの資産割合だが、ご覧のように資産の7割以上が社債である。かつては株式投資もそれなりにやっていたが、株は価格変動が大きくて毎日のプラス、マイナスで一喜一憂するし、仕事中もずっと値動きが気になる。なのできっぱり辞めて社債ほぼ一本でやっている。

とはいえ最近では新NISA制度の後押しもあり、給与収入の余裕分は新NISAで投資信託eMAXIS Slim 全世界株式)を買い始めている。なんといっても非課税が魅力的。長期・分散・積み立てで買い続けることができるのがいい。

社債を投資の中心に据えつつも、投資信託を買い続けることで、世界経済に対する好奇心を持ち続けられるのもポイントだと思っている。