わたくしKajinoは20年以上、ずっと家計簿をつけている。もう完全に趣味である。
家計簿はアプリでつけるのが楽ちん。あとで編集するのも簡単だし、買ったもののメモも入れられる。
昔はパソコンでつけるしかなくて、シェアウェアの「家計簿 出納簿ひかる」を買っていた。そのうちクレジットカードから自動で支出が記録できる「Microsoft Money」へ移行。
Moneyが終売終してからもサンセットエディションを頑張って使っていたが、クラウド家計簿が出てからは「MoneyForward ME」の有料プランにしている。
このMoneyForward MEがすごく楽しくて、1日に何度でも見てしまう。
資産推移のグラフがとくに楽しい。
給与や社債の利金が入るタイミングでは、口座情報を朝イチに更新してほくそ笑んでいる。
もともと無駄遣いしない方なので、家計簿で家計が改善というのはない。
家計簿をつける目的としてよく挙げられるのは生活費の把握と無駄遣い防止による計画的な貯蓄だが、私の場合は生活を記録する日記的な位置付け。
映画を見に行った、家具を買った、旅行にいった、などという特別な出費の記録に簡単なメモを追記することで、当時の思い出が蘇る。
あとあと、なんでこんなもの買ったんだろう?と思うようなものもあるが、当時のメモを見ると、その時はその時なりの購入した理由・妥当性があるもの。
ちなみに、FIRE系のブログを拝見すると、ほとんどの方が家計簿をつけているようだ。
長いスパンで生活費を分析すれば自分に必要なお金を正確に把握できるし、この先の予測もしやすい。大きな家電製品をいつ頃購入するかのタイミングもわかりやすい。白物家電はなんだかんだ10年は使っているなーとか、いくらくらいかかるなーとか、自分のくらしの傾向を把握するのに貴重な知見が得られる。
ただそれだけだと面倒な記録を敬遠しがちになる人もいるでしょう。
だから増えていく資産グラフを見てニヤニヤするとか、日記として使うとか、家計簿自体を楽しむようにして趣味化した方が続くと思うのである。